待ちに待った全面高、TOPIXも年初来高値更新

高値警戒感強まり一服の予想も出遅れ銘柄への買いは継続
 26日の東京株式市場は、朝方から買い優勢。きょうから実質新年商いとなるなかで、前日まで続いた証券優遇税制廃止前の駆け込み売りが終了。半面、きょうからNISA(少額投資非課税制度)のからの買い付けが解禁されたことで、株式需給が大幅に改善することへの期待感が高まった。

 日経平均株価の終値は、前日比164円高の1万6174円と7日続伸。この7日間の合計で、1021円高と1000円を超える上昇をみせたことになる。さらに、これまで日経平均株価に比べて出遅れていたTOPIX(東証株価指数)が、前日比21.16ポイント高の1279.34ポイントと続伸し、終値ベースで5月22日に付けた年初来高値1276.03ポイントを更新した。

 きのうまでの「日経225種偏重買いの歪んだ状態がやや解消」(市場関係者)され、東証1部の業種別株価指数は33業種全てが前日比プラスとなり、騰落銘柄数は、値上がり1620銘柄、値下がり120銘柄、変わらず29銘柄と、正真正銘の全面高(91%の銘柄が上昇)を達成した。

 個別銘柄でも、象徴的だったのはトヨタ自動車<7203>で、きのうまでは全体相場が上昇を続けるなかで、一進一退の動きとなっていたものが、きょうは終値で前日比180円(2.9%)高の6340円と大幅な上昇をみせた。

 27日の東京株式市場は、26日までの日経平均株価が7日続伸で合計1021円高と1000円を超える上昇となっていることから、さすがに高値警戒感が強まり、利益確定売りで一服商状となりそうだ。ただ、外国為替市場での円安・ドル高や株式需給改善への期待感は根強いことから、出遅れ銘柄への買いは継続しそうだ。