相対的高インフレ国・日本・・・・・

円安基調継続へ・・・・
 本日、11月全国CPIが発表され、総合指数は前年比1.5%上昇となりました。これにより、11月の数字が出揃い、米国の1.2%上昇、ユーロ圏の0.9%上昇と比べると、日本が最も高いCPI上昇率となった事になります。

 元々、インフレ率の低い国の通貨は買われ易く、逆に高い国の通貨は売られ易い傾向があります。昨年まで、デフレ下にあった日本円は、たび重なる介入等も効かず、円高傾向を続けていましたが、日銀さんの「異次元金融緩和」により、インフレ率が大きく上昇し、円安傾向も強まると云う大転換が起こりました。

 日銀はインフレ目標2%以上を目指し、今後も「異次元金融緩和」を継続し、必要とあれば、「追加緩和」をも行うと黒田総裁はたびたび発言されています。一方、欧州のインフレ率の低下傾向は依然として続いており、米国のインフレ率も、FOMCメンバー予測でも、来年末1.4%~1.6%レンジですから、大きく上昇する可能性は引くそうです。

 暫くは、「日>米>欧」と云うインフレ率の並びも変わらない可能性が高そうです。この為、ドル円、ユーロ円とも円安トレンドは年が変わっても、変わる事はなさそうであり、株式市場動向とともに、円売りの主たる要因となり続けそうです。