本日はポジション調整中心の小動きが基本…!?

利益確定売りをこなして続伸
※ご注意:予想期間は12月31日と表示されていますが、本日(30日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 とうとう105円の大台ラインへと到達したドル円でしたが、想定していたように「達成感による一旦の利益確定売り」に見舞われました。この影響で104円半ばへと押し戻される場面が見られるなど、105円ライン付近では上値の重い動きを強いられました。

 もっとも懸念された「想定以上に下押しする局面」が見られることはありませんでした。このため米10年債利回りが下げ渋りを見せたNYタイムには再びドル買い優勢となるなど堅調な動きは続き、105円前半へと続伸して先週の取引を終えています。
それでも「さらなる上値窺い」は限定されやすい…?
 このため本日のポイントは、「さらなる上値窺い」 VS 「利益確定売り」と考えるのが自然ということになります。

 前者の後押しとなり得る要因の一つは“株高の連鎖”の一翼を担ってきた日経平均であり、調整売りにて反落していた先週末のNYダウが“前日比ほぼ変わらず”付近まで持ち直した状況を考えると、「本日も引き続き堅調推移」が期待できるところです。しかしながら本日は大納会に当ることから、積極的な売買は手控えられやすく、年末を控えていることから「大きな値動きは期待薄」と考えるのが自然ということになります。当然、為替市場にも影響を与えることになりますので、「前者(さらなる上値窺い)は限定されやすい」と見るのが自然ということになります。
一方で「大きな下押しも想定しづらい」状況だけに…
 一方で先週末の動きを見る限り、「後者(利益確定売り)」の動きにて大きく反落するケースも想定しづらいところです。確かに2008年10月以来の高値更新を見せており、上記したように先週末には“達成感から利益確定売り”が先行しています。しかしながら“104円半ばで下値を支えられ”、最後には“105円前半へと続伸”した流れを反転させるのは容易ではなく、「上値を押さえる」ことがあっても、「反転させて大きく下押しさせるのは困難」と考えられるからです。

 「さらなる上値窺い」 VS 「利益確定売り」の攻防が期待される局面ではありますが、現材料では「ポジション調整中心の小動きが基本」と考えておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.000(大台)
上値4:105.863(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:105.575(07/6/22~11/10/31の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.333(ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.185(08/10/8高値、12/27高値、12/20~12/23の161.8%戻し)
前営業日終値:105.145
下値1:105.000(大台)
下値2:104.803(ピボット1stサポート)
下値3:104.649(12/27安値)
下値4:104.461(ピボット2ndサポート)
下値5:104.349(12/26安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:11 ドル円 抵抗・支持ライン追加