<私の相場観>=三木証券・商品副本部長 高橋 春樹氏

 NISA(少額投資非課税制度)スタートに伴う買いも想定され、年明けは強調な相場展開となりそうだ。日銀の追加的な金融緩和へ期待感に加え、円安・ドル高の進行などから、日経平均株価は3~4月にかけて1万7500~1万8000円水準への上昇が期待できそうだ。

 その後、消費増税に伴う景気後退懸念はあるものの、総額5兆5000億円の経済対策の発動などで株価は大きな落ち込みは回避される見通しだ。

 政府目標のインフレ率2%や、企業でのある程度の賃金上昇が達成されれば、2万円を目標としたさらなる日経平均の上昇も想定できそうだ。

 さらに、円安により、海外からの資金が日本の不動産市場に流入する可能性もあり、資産効果が株式だけでなく不動産に波及すれば、株価上昇をけん引することになる。

 物色対象としては、NISA経由の個人投資家の買いが見込まれる優良銘柄、新年1月6日から算出が始まる新指数の、「JPX日経400」関連で、ROE(自己資本利益率)が高く、中期成長力に富んだ銘柄、国策としてのインフラ輸出関連などに注目している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)