東京株式(大引け)=112円高、大納会は9連騰で新高値

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 13年の大納会となった30日の東京株式市場は、終始買い優勢の展開。日経平均株価は前週末まで8連騰で1000円を超える上昇をみせていただけにスピード警戒感も意識されたが、先高期待の強さは健在で年初来高値更新、一時1万6300円台に乗せる場面もあった。
 大引けの日経平均株価は前週末比112円高の1万6291円と9日続伸。9連騰は09年7月以来、4年5カ月ぶり。東証1部の売買高概算は29億1016万株、売買代金は2兆2099億円。値上がり銘柄数は1492、値下がり銘柄数は217、変わらずは67銘柄だった。値上がり銘柄数は全体の84%に達している。
 きょうの東京市場は、引き続きリスクオンの流れを背景に主力株をはじめ広範囲に物色の矛先が向かった。低金利環境の継続と企業業績の回復期待を両輪に買い気の強い展開。証券優遇税制廃止前の利食い圧力から解放されたことや、為替が1ドル=105円台前半と円安傾向を強めていることも味方につけ、目先の高値警戒から出てくる売りを完全に吸収する格好となった。来年の成長戦略に対する期待感も底流し、中小型材料株にも値を飛ばす銘柄が目立った。
 個別では、三菱UFJ、みずほなど大手銀行やトヨタ、ソニーなど堅調。大豊建が大商いで急騰、住友不、菱地所など不動産も買われた。藤倉ゴムは5日連続のストップ高で大引け比例配分。ネクスト、JCRも値幅制限いっぱいに買われた。このほかペガサス、エイチームなども値を飛ばしている。半面、日本紙が大幅安、ティアックも利食いに押され、アスクル、ぐるなびも売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)