午後:債券サマリー 先物は大幅安、10年債利回りは9月中旬の水準に

 30日の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅安。今年最後の取引となったが、米長期金利上昇に日経平均株価の上昇もあり、先物や現物債には売り物が先行した。
 後場の先物は143円64銭でスタートし、一時143円20銭まで下落した。この日は、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ3.19倍、4.73倍だった。27日の米ニューヨーク市場で10年債利回りが前の日に比べ0.01%高い3.0%に上昇。フシ目の3.0%に乗せたことで市場に警戒感が強まった。このなか現物債では10年物利回りが0.735%と9月11日以来の水準に上昇した。新年は7日に10年債の入札が予定されている。
 この日の先物3月限は143円66銭で始まり、高値は143円71銭、安値は143円20銭、終値は前日比34銭安の143円32銭。出来高は2兆6724億円。10年債の利回りは前日比0.025%上昇の 0.735%、 20年債は同0.020%上昇の1.580%、30年債は同0.020%上昇の1.730%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)