新年の為替相場見通し=120円意識の円安進行も

 新年の東京外国為替市場の円相場は、今年と同様に円安基調を強める展開となりそうだ。状況次第では120円を意識する状況も見込める。予想レンジは1ドル=100円00~119円00銭、1ユーロ=140円00~160円00銭。2013年は黒田東彦氏が日銀総裁に就任するとともに”異次元”と評される大胆な金融緩和を実施。年初80円台半ばだった円は年末には105円台と2割前後下落した。13年は長期にわたる円高に終止符が打たれた年となった。14年は一段の円安が予想されている。米国は量的緩和(QE)の縮小を進める一方、日本は追加緩和の可能性が高い。最大の関心は、日銀の追加緩和がいつ実施されるかだが、4月の消費税増税を考慮に入れて行われるとの見方が多い。市場には「増税後の6月前後では」(アナリスト)との声もあるが、追加緩和を意識し円安が進みそうだ。夏場に一度、円高に振れ年末に再度円安が予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)