過去10年の値動きを今年に当てはめると?

今年のドル円は?
テクニカル分析というのは、狭い意味ではチャート分析を指します。しかしもっと広い意味では、過去の値動きを分析して将来の値動きを予測することをテクニカル分析と言います。

そこで年初ということで過去10年の値動きから、今年の値動きを予測してみたいと思います。

と言ってもそれほど難しいことをするわけではありません。

2004年から2013年の高値、安値、終値を利用して、前年の終値とそれらを比較します。

まず全ての年の高値と前年終値の差の平均、全ての年の安値と前年終値の差の平均、全ての年の終値と前年終値の差の平均を出します。それを2013年の終値に足したものを、今年が過去10年の平均的な動きになった時の予想、とします。

次に過去10年を、終値が前年終値に比べて円高になった年(2004年、2007年、2008年、2010年、2011年)と円安になった年(2005年、2006年、2009年、2012年、2013年)に分けます。そしてそれぞれの高値と前年終値、安値と前年終値、終値と前年終値、の差の平均を出して、2013年の終値に足します。そうすると下のような結果になります。

平均の動きとなった時の2014年のドル円 

高値 113.29円、 安値 97.61円、 年末終値 105.08円

円安の動きとなった時の2014年のドル円 

高値 115.35円、 安値 102.54円、 年末終値 113.15円

円高の動きとなった時の2014年のドル円 

高値 109.23円、 安値 93.23円、 年末終値 95.44円

今の状況は、金融政策などの状況がこれまでとは大きく異なっていることから、過去の値動きにどれほどの意味があるのかはわかりません。しかし過去10年間の市場のダイナミズムが今年の相場に全く関係ない、という事もないと考えられますから、なんらかの参考になるのではないでしょうか。

さてどんな一年になるのでしょう。