上値の重さが意識されるが、底堅い動きが基本…

年初は“とりあえずの調整”がメイン
※ご注意:予想期間は1月7日と表示されていますが、本日(6日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 2011年7月以来の3.04%を記録した米10年債利回りを背景にして、年始早々は105円半ばへの上値追いからスタートした2014年。しかしながらその後は中国経済の失速懸念等を背景にした“リスク回避ムード”の台頭にて、105円割れはおろか104円割れをも目前に迫るところまで売り込まれました。

 もっとも“とりあえずの調整”が入った格好でもあることから下値は堅く、104円ラインを割り込むことはありませんでした。その後は「楽観的な米景気動向」との見方を示したバーナンキFRB議長発言等の影響もあってリスク回避姿勢は急速に緩み、104円後半へと値を戻して年跨ぎウィークの取引を終えています。
まずは上値の重さが意識されるが…?
 こうして実質的な2014年最初の週を迎えるわけですが、下落していた年始からのアジア株式はまだ戻しきれておりません。このため2007年11月以来の高値で大納会を迎えた日経平均は反落スタートが想定されており、上値の重さが意識されやすい状況といえます。
ただし“円売りが蒸し返される可能性”が…!?
 もっとも本日は実質的な5・10日に当たることから、104.70-50円に実需絡みのドル買いオーダーが散見されています。日経平均の調整が限定的に留まるようなことがあると、このドル買いオーダー等を背景にして日米の金融当局の立ち位置を背景にした“円売りが蒸し返される可能性”も否定できないところです。
“一方的な調整”はイベント前に期待薄…
 今週はQE(米量的緩和)縮小を決定した12/17-18開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録(8日)や、その縮小決定の根拠の一つとされた好調な米雇用環境の状況を鑑みる米雇用統計(10日)を控えており、米景況への楽観論が優勢となってもおかしくないスケジュールでもあります。

 調整を含みながらの動きとは見られるものの、引き続き、底堅い展開を想定したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.575(07/6/22~11/10/31の61.8%戻し)
上値4:105.441(1/3高値)
上値3:105.371(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.084(ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.000(大台)
前営業日終値:104.797
下値1:104.453(1/3安値後の50%押し)
下値2:104.364(1/3安値後の61.8%押し)
下値3:104.292(ピボット1stサポート)
下値4:104.074(1/3安値)
下値5:103.971(12/17~1/2の50%押し、20日移動平均線、大台)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:14 ドル円 抵抗・支持ライン追加