<私の相場観>=かざか証券・市場調査部長 田部井 美彦氏

 昨年12月5日には、既に5.5兆円規模の13年度の補正予算である「好循環実現のための経済対策」が閣議決定されている。具体的には、オリンピック東京大会を契機としたインフラ整備、女性・若者・高齢者・障害者向け施策、復興・防災・安全対策の加速――などに予算配分されており、“アベノミクス再稼働”が見込まれる。

 これに、さらなる円安・ドル高の加速や、企業の賃金上昇が加わると、年央の5~6月にかけて日経平均株価が1万8500円水準に上昇することになりそうだ。

 年初の物色対象として、スタートしたNISA(少額投資非課税制度)に絡んで低位株や公共投資関連の低PER建設業種銘柄に注目したい。

 個別銘柄では、海洋土木の東亜建設工業<1885.T>、綿紡大手で、自動車内装材や建材など非繊維も積極拡大しているクラボウ<3106.T>、冷蔵倉庫の好調などで、14年9月期の通期連結業績で売上高1300億円(前期比9.5%増)、営業利益45億円(同20.7%増)と大幅増益を見込むヨコレイ<2874.T>、シェールガス関連の荏原<6361.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)