週明けの東京市場、日経平均下落で円買戻し強まる

バーナンキFRB議長、米景気に楽観的な見方
金曜日の海外時間には、バーナンキFRB議長が米景気に関して楽観的な発言をしたことから米長期金利とNYダウなどが上昇し円売りが強まりました。

欧州時間、特段の材料もない中小動きが続きましたが、日経平均先物を含む各国株価と米長期金利が上昇したことから円売りがやや強まって、ドル円は104.50円台まで、ユーロ円は142.70円付近まで上昇しました。

NY時間にはいると、対ユーロでのドル買いが強まって、ユーロドルは1.3600付近まで、ユーロ円は141.90円台まで下落しました。

NY時間午後、バーナンキFRB議長が「緩和縮小は雇用市場の見通しの改善を受けたもの」「経済はかなり進展している」など米景気に関して楽観的な発言をしたことから米長期金利とNYダウなどが反発し、ドル円は104.80円台まで、ユーロ円は142.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.3580台まで下落幅を拡大しました。

今日の東京時間、朝方は日経平均の寄り付きが先週末の先物の水準と比べ高かったこともあってドル円は104.90円台まで、ユーロ円は142.60円台まで上昇しましたが、その後株式市場で利食い売りが先行して日経平均が下落したことから円買いが強まって、ドル円は104.10円台まで、ユーロ円は141.50円付近まで下落しました。

今日の海外時間には、ユーロ圏・12月サービス業PMI、英・12月サービス業PMI、独・12月消費者物価指数、米・12月ISM非製造業景況指数、米・11月製造業受注の発表が予定されています。

今日の東京市場では、利益確定目的と見られる売りで日経平均が大幅安となったことから為替市場でも円買いが強まっています。しかしこのところの為替市場を主導している米景気に対する楽観論に大きな変化がなければ、ドルの押し目買いが根強いと予想できます。今週は金曜日に雇用統計の発表がありますので、その結果を見るまでは大きな方向性は見いだせないのではないでしょうか。