東京株式(大引け)=382円安、大発会は先物主導で急落

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 2014年の大発会となった6日の東京株式市場は朝方から売り先行、先物主導の裁定解消売りに伴う下げ圧力で一時400円超に売られるなど1万6000円台を割り込んだ。ただ、個別には買い意欲の強さが目立つ。
 大引けの日経平均株価は昨年末比382円安の1万5908円と10日ぶり大幅反落。東証1部の売買高概算は29億2482万株、売買代金は2兆6281億4000万円。値上がり銘柄数は906、値下がり銘柄数は761、変わらずは108銘柄。日経平均は昨年10月25日以来の下げ幅を記録したが、値上がり銘柄数が値下がりを上回るなど実態面とは大きく遊離した状況。
 きょうの東京市場は、年明けの米国株が安かったことや、アジア株安、為替の円高などでリスク回避ムードが台頭、日経平均は昨年末までの9連騰に伴う高値警戒感も手伝い、朝方から大きく売りが先行した。取引時間中に為替が1ドル=104円台前半、1ユーロ141円台半ばまで円が買われたことも響いた。ただ、裁定解消売りが下げを助長した意味合いが強く、値上がり銘柄数が過半を占め、ストップ高も相次ぐなど実態は昨年の強調地合いを引き継いでいる。
 個別では、ソフトバンクが大幅安となったほかトヨタ、マツダなども売られた。ファーストリテも裁定解消売りに急落。三井住友など銀行株や、野村HDなど証券株も軟調。半面、日立が商いを伴い高く、日産自、パナソニックも堅調。アドバネクス、古河電池がストップ高となったほか、藤倉ゴムも6日連続で値幅制限いっぱいに買われるなど個別材料株の物色人気は旺盛。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)