ダウは反落を想定、積極的に買い仕掛ける材料がない

6日のNY株式市場は終始上値の重い展開を想定、欧米の重要イベント控え、リスク選好に傾けず
時間外取引のCME米国株式指数先物は高安まちまち、今週末に雇用統計の発表を控え、神経質な展開を想定しているようだ。
量的緩和は継続されるが、特に好材料視するに程遠い状況から見て、やはり継続的な雇用状況の改善がマーケットにとって重要な要素。
今週は欧州でもECB理事会や英中銀金融政策委員会から、政策金利の発表が予定されており、積極的には仕掛け辛いところ。
ここは欧米の重要イベントが無事通過するまで、様子見機運を強めることが大切、リスクオンの環境にないことは確かだ。
今晩予定のイベントは米国でISM非製造業指数、欧州ではドイツでCPIが発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国でISM非製造業指数が発表予定で唯一雇用に絡んだ指標が発表される。
総合指数よりも雇用の詳細がポイントとなり、非製造業は小売やサービス部門に直結するので、景気回復測る上で重要な指標結果となるだろう。

またドイツでは消費者物価指数が発表予定、この結果はユーロ通貨にインパクトを与えることとなるので、発表前後の為替とあわせて注視しておくことが大切だ。
その他では米国で製造業指数が発表されるなど、景況感占う指標として位置付けは低くない。為替がローブレイクしやすい中にある以上は、株価指数も大きくブレるとみている。
今週も欧米市場は総じてリスク回避色の強い展開、鍵は8日の米ADP、米企業決算次第
16時半にスタートした日経平均先物は15900円台をしっかりとキープ、欧州市場開場後の動向が注目されそうだ。
欧州では非製造業PMIが発表されるが、確報値であれば仕掛け的な動きはほとんどないという見方、せいぜいドイツPMIで動くかどうかの程度。
今週は米国でマイクロンテクノロジーを先陣として四半期決算が発表される予定、主力級も相次ぐことから、NY株式市場は3市場とも上値が重いと見ている。

せめてADP雇用統計がポジティブに通過しないことにはリスク選好に傾けないと考え、ダウは反落、ナスダックとS&P500は続落で落ち着くだろう。
仮にプラス圏でフィニッシュしたとしても、為替の立ち位置が明日の東京市場に影響しやすく、イエレン氏の承認投票が控えていることも忘れてはいけない日だ。
数日間の続落も覚悟したスタンス、ここは正月休みの延長と前向きに捉えておくことだ。