引き続き、底堅い動きが基本路線

日経平均下落までは想定していたが…
※ご注意:予想期間は1月8日と表示されていますが、本日(7日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 概ねリスク回避ムードに包まれた一日でした。

 日経平均の下落は想定されたものでしたが、弱めとなった中国HSBC製造業PMIがアジア株全般をさらに押し下げ、日経平均を一時400円超の下落に導いたのは想定外でした。底堅く寄り付いた欧州株式の影響で欧州タイム序盤に持ち直す場面も見られたものの、NYタイムに入ると2ヶ月連続の低下となったISM非製造業PMIが発表されたこともあり、再びリスク回避姿勢が強まりました。こうして円買い圧力は継続的にかかり、ドル円は104円を割り込むところまで一時値を落としました。
それでも底堅さは堅持…
 もっとも104円割れ水準は“昨日の下値5”に設定したように、「20日移動平均線」「12/17~1/2の50%押し」がほぼ重なる水準に当り、ドル買い・円売り意欲が旺盛です。このため103円台での滞空時間は“ほんの30分程度”に留まるなど、下値が堅い様相も見せながら昨日の取引を終えています。
引き続き、株式動向に注目が集まる展開
 こうした迎えた本日の展開ですが、引き続き、日経平均をはじめとする株式の動向に注目が集まるところです。

 日経平均は小幅続落が想定されていますが、下値が限定されるようなことがあると、昨日も記した「日米の金融当局の立ち位置を背景にした“円売りが蒸し返される可能性”」が否定できないだけに、注意が必要です。
イベント間近は“ポジション調整”より“底堅さ”に傾斜しやすい!?
 最も注目されるFOMC議事録を明日(8日)に控えることから、「積極的なポジションは形成されづらい」と見るのが自然ですが、逆にいえば「下値を試すにも相当以上のパワーが必要」「調整の動きも一方的にはならない」状況ともいえます。

 「104円前半を中心」とした「調整懸念を含んだ神経質な揉み合い」と見つつも、昨日に続いて「底堅い展開」を基本路線に据えたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.000(大台)
上値4:104.948(1/6高値)
上値3:104.854(1/2~1/6の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:104.673(日足・一目均衡表転換線、1/2~1/6の50%戻し)
上値1:104.491(1/2~1/6の38.2%戻し)
前営業日終値:104.219
下値1:104.056(20日移動平均線、大台)
下値2:103.904(1/6安値、12/17~1/2の50%押し水準)
下値3:103.770(12/19-23安値、ピボット1stサポート)
下値4:103.623(12/17~1/2の61.8%押し)
下値5:103.532(日足・一目均衡表基準線)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:39 ドル円 抵抗・支持ライン追加