大和証は大林組を「2」へ引き上げ、ゼネコンセクターは「強気」継続

 大和証券は6日、ゼネコンセクターの投資判断を「強気」で継続した。同時に大林組<1802.T>のレーティングを「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は680円としている。
 同証券では、ゼネコン業界の見通しとして、スーパーゼネコンを中心に労務費および資材費上昇による利益率低下が懸念されているが、採算悪化が懸念される過年度受注の大型建築工事は終了し、「2014年度には完成工事総利益率改善が期待できる」と指摘。技能労働者不足で労務費上昇が続く一方、東京オリンピックに向け今後5年程度は建設需要の回復基調は続くと予想。「18年度にかけて本格的な業績回復に向かおう」とみている。
 大手ゼネコンでは大成建設<1801.T>と鹿島<1812.T>はともに「2」として目標株価はそれぞれ530円、440円。清水建設<1803.T>は「3」として目標株価530円に設定している。
 大林組に対しては、「来期に向け単体収益力の回復度が高まってきた」ことに加え「昨年初からの株価パフォーマンスは4社中最もさえなかった」ことをレーティング引き上げの要因としている。

大林組の株価は13時51分現在587円(△3円)
大成建の株価は13時51分現在469円(▼1円)
鹿島の株価は13時51分現在387円(▼1円)
清水建の株価は13時51分現在522円(▼1円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)