ダウは続落を想定、欧米の重要イベントを前に一段のリスク回避へ

7日のNY株式市場は積極的な買い手が不在なまま、下値模索する動きが優勢となりそうだ
時間外取引のCME米国株式指数先物はプラス、イエレン氏の次期議長承認を受け、巻き戻しの動きが期待されている。
しかしながら明日にADP雇用統計を控え、7日引け後にはマイクロンテクノロジー決算が発表予定、四半期決算もこれから本格化する。
このような状況下での収益化は非常に難しく、基本スタンスは様子見に徹することがポイント、リスクを取る動きにでるとは考え難い。
今晩予定のイベントはドイツで雇用統計、ユーロ圏ではCPIが発表予定となっている
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で貿易収支の結果が発表され、対中国向けの輸出動向は注目されるだろう。
週間ベースの小売動向は手掛かり材料視されないだろうが、新年の消費動向を注目する関心度は高く、やはり好調な数値が出て欲しいところ。
積極的なリスク選好に転じなくても、下値を売る動きが出てくるかどうかと言う観点では、非常に重要な指標だと考えている。

欧州ではユーロ圏をけん引するドイツの雇用指標と、ユーロ圏のCPIが発表され、ユーロドルとドル円に与えるインパクトは小さくない。
NYダウの動きとの相関性は限定的ながら、日経平均先物に影響はあるので、その上で注視しておく必要がありそうだ。
今晩より米企業の四半期決算が順次発表予定、マイクロンは他の半導体やデバイスにも影響
今晩のNY市場引け後にマイクロンテクノロジーが決算を発表する。四半期決算イベントの始まりだ。
ここのところナスダック市場の主力銘柄が総じて軟調な地合い、特にインテルをはじめとした半導体は弱含みに推移している。
引け後に発表予定と言うことで、終始様子見機運が高まるかもしれないが、期待の高まりから買い戻しが優勢となる可能性はあるだろう。
それでも明日以降に相場の全体像に重要な指標が発表予定とあっては、ダウをはじめとした3市場は伸び悩み、ここは続落と言う流れに落ち着くと考えている。