外為サマリー:1ドル104円70銭前後の円安、米貿易赤字縮小でドル堅調

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=104円71~72銭近辺と前日午後5時時点に比べ36銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=142円48~52銭と同37銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は104円70銭前後の円安。前日発表された米11月貿易収支は、343億ドルの赤字と市場予想(400億円の赤字)に比べ改善した。特に、輸出が伸びたことから今月末に発表される米国10~12月期の国内総生産(GDP)は堅調な内容となるとの期待が浮上。ドル買いの動きが強まっている。
 ただ、この日は米雇用統計の前哨戦となる12月ADP雇用統計の発表があるほか、昨年12月17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。ともに市場からの注目度は高く、その内容を確かめたいとの見方も多く、104円台後半の水準では様子見姿勢も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3606~07ドルと前日に比べ 0.0012ドルのユーロ安・ドル高。9日に欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されており、その内容も関心を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)