それでも“さらなる上値追い期待”が基本路線

ドル売り・円買い圧力は続くも、下値の堅さは健在
※ご注意:予想期間は1月9日と表示されていますが、本日(8日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 主要イベントを控えたスケジュール感から積極的なポジション形成が敬遠される中、ドル売り・円買い圧力は続いたものの、下値の堅さも健在でした。このため大きな動意にはつながりませんでした。もっとも4年ぶりの低水準に留まった米貿易赤字やNYダウの反発等からドル買い・円売りがジワリジワリと進行したこともあり、「104円半ばを中心」としつつも「やや値を戻す」という「小幅の揺り戻し」といった展開でした。
主要イベントを前に“積極的なポジション形成は手控えられる…?”
 NYダウ反発に伴って日経平均も堅調推移が見込まれており、東京タイムはさらなる上値追いへの期待が膨らむ局面といえます。

 もっとも104.80円から上方向にはドル売りオーダーが積み上がっており、「これを突破するのは容易ではない」との声が聞こえてきます。またNYタイム序盤には米雇用統計(10日)の前哨戦となるADP雇用統計(民間)が、またNYタイム終盤にはQE(米量的緩和)縮小が決定された先月17-18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録という主要イベントが予定されており、これらを前にしたスケジュールでは積極的なポジション形成は引き続き手控えられる可能性が拭えません。
それでも“さらなる上値追い期待”が基本路線
 前者に関しては+20.0万人と「まずまずの事前予想」であり、後者に関してもその後の米要人発言等を鑑みると「ネガティブなものが跳び出すとは想定しづらい」状況といえます。このため「下値は堅い」という見方に変化はありませんが、東京タイムに関しては「ちょっと上値の重さが目立つ」といった展開かもしれませんね。

 もっともこれは“あくまでも東京タイムのみ”の見方であり、欧州タイム以降を鑑みると“105円回復を睨んださらなる上値追い期待”が基本路線と見ますが…。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.441(1/3高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:105.055(ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値3:104.948(1/6高値)
上値2:104.854(1/2~1/6の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.730(1/7高値)
前営業日終値:104.566
下値1:104.414(1/6~1/7の38.2%押し)
下値2:104.317(1/6~1/7の50%押し)
下値3:104.175(20日移動平均線、1/7安値、1/6~1/7の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:104.000(大台)
下値5:103.904(1/6安値、12/17~1/2の50%押し水準)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:18 ドル円 抵抗・支持ライン追加