東京株式(大引け)=307円高、円安追い風に急反発

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 8日の東京株式市場は前日の欧米株高を引き継ぎ買い優勢で始まり、取引時間中も円安を横目に上げ幅を広げた。大引けは昨年大納会以来の1万6000円台を回復。
 大引けの日経平均株価は前日比307円高の1万6121円と大幅反発し、高値引けとなった。東証1部の売買高概算は30億3469万株、売買代金概算は2兆4832億6000万円。値上がり銘柄数は1581、値下がり銘柄数は140、変わらずは56銘柄だった。東証1部全体の9割弱の銘柄が上昇する全面高様相で、商いも活況、売買高30億株台乗せは12月のメジャーSQを除くと昨年11月22日以来となった。
 きょうの東京市場は前日の世界経済回復期待を背景とした欧米株上昇を好感、米国ではNYダウが105ドル高と反発したことから、主力株中心にリスクオフの巻き戻しの動きとなった。その後、為替が1ドル=104円台後半から105円台をうかがう円安となり、これをフォローの風に後場に入っても一貫した上値追い基調に。証券株や銀行株が買われたほか、好業績を発表した小売関連株なども買いを集めた。個人投資家資金を中心に中小型材料株も引き続き賑わっている。
 個別では、売買代金トップの野村HDが大幅高。ソフトバンクも堅調。ファーストリテも高い。日立、三菱重が買われ、任天堂も急騰した。藤倉ゴムがストップ高となったほか、明電舎、大真空なども値を飛ばした。古河池も3日連続で値幅制限いっぱいに買われている。一方、良品計画が急落、三菱自、ワキタも大きく値を下げた。ハニーズ、JTなども軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)