【少し上昇】雇用統計前哨戦 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】104.30-105.45 【予想時刻】2014年1月8日 18:00
昨日の米国時間に発表された米国の貿易収支は前回数値も含め赤字が縮小し市場が想定しているよりも強い結果となりましたが市場への影響は限定的なものとなりました。
ドル円は材料の薄いなか、昨日から底堅い株価に歩調を併せジリジリと値を上げ一時105円台回復し、底堅さを見せています。
日経平均は3営業日にしてはじめて前日比プラスで取引を終えました。

本日の注目材料
本日は米国時間に金曜日の雇用統計の前哨戦ともなるADP雇用統計の発表が予定されています。関連する新規失業保険申請件数、ISM等の雇用指数は安定的な推移が続いていることから大きく崩れる可能性は低いと考えられます。結果次第で雇用統計への期待度が大きく動く可能性がありますので要チェックです。
また、本日深夜には12月分のFOMC議事録の公表が予定されています。QE縮小を決めた回の分ということで縮小額に関してやフォワードガイダンスに関しての議論内容に注目が集まります。市場が想定している以上にタカ派な意見が出ているようだとドル買いで反応する可能性が高いと思われます。 

OANDAの顧客の取引状況
OANDAの顧客の取引状況を確認すると、昨日から順調に利益確定の売りオーダーを消化しながら上昇を続けていることが確認できます。さらに上は105.50近辺まで厚めに売りオーダーが並んでいる状況となり上値は依然として重そうです。
下は103円台後半から厚めに買いオーダーが入っていることが確認でき、下支え材料の一つとなりそうです。
また、ポジションの偏りは少ないですが、昨日からの上昇に伴いこんどは含み損を抱えた売りポジションが目立ちはじめ、少し苦しそうです。
上昇が継続すると損切、ロスカット玉として買い注文に変化する可能性があります。