東京市場は、年明け最初の大幅上昇

勇み足か、ドル円、日経平均ともに競り合うように上昇
後場は、寄付き後に16000円台を奪回して、前場高値を更新しました。
先物でいいますと、昨日までの年明け二日間で、620円下落したわけですが、本日はその半分を回復したということになります。
為替が先か、株が先か、本日はよくわかりません。
ただ、為替ではドル円が104.99円まで上昇しており(12月30日の高値が105.41円でした)、105円前後まで急ピッチに上昇していることから、乗り遅れまいという外人のかなり拙速な買いが入っているようです。
後場、観測されているところによりますと、海外の年金マネーではないか、といわれていました。

不思議なことに、トヨタ自動車は、このドル高と指数上昇にもかかわらず、まったく動いておりません。
日経平均現物は、前場から断続的に小さなうねりをつくりながら、一度も失速の気配を見せずに上昇を維持。
けっきょく大引け間際15分は、一段と買い急ぐ動きが加速し、出来高を伴って高値引けでした。
売買金額はこれで、11日連続で2兆円超え。
増田足
日経平均の6色分布図は(1月8日⇒1月9日)、上昇銘柄群が79.0⇒72.8%。下降銘柄群が、21.0⇒27.2%。
6色帯は「緑(上昇)」が10日目です。
日経平均現物・先物・ドル円、いずれも「先読み」は連続ピンクで、しかも反発から上昇トレンドへと、形状を転換させました。
今週、米国市場が雇用統計(おそらく強い発表となるでしょう)をクリアして、来週以降の業績発表に関して、弱気を織り込み、ポジティブサプライズとなるといった、きわめて理想的なシナリオになりますと、取りあえず2月前半までブル局面で走るということも考えられるようになりました。

基本的には、米国の年初の下げというものが、昨年度内に我慢していた利益確定分を年明けに出しただけだと考えられましたから、一過性でそう長く続くものではない、ということは想定できたわけですが、文字通り押し目をつくっただけで終わってくれました。
ただ、先日述べましたように、今週の押しというのは、上述の通りそもそもが軽微に済むはずなので、本当の課題は今週末から来週の相場を強気で乗り切れるかどうか、です。
非常に期待したいと思います。
こうなりますと、売り方は非常に厳しくなってきました。
明日午前中がかなりの勝負どころです。
過熱化、短期的なバブル性が出てきた場合
うまく、年明けしょっぱなの利益確定の後、2月前半まで一気通貫で上昇加速してくれるようですと、5月までには、18000円あたりまで駆け上がることになるかもしれません。
年初の日経新聞の識者アンケートでは、ドル円も、日経平均も総強気ですから、過熱化の際には降りる勇気が必要になってくるでしょう。非常に危険なシグナルであることに変りありません。
総投げのシグナルの一つを覚えておこう
まだ先の話ですが、その時の典型的なシグナルは、米国長期金利がどんどん上昇していくのをまったく気にもせずに、米国株・日本株が高値更新をし続けるという、平行運動が発生した場合だと覚えておきましょう。
短期的なバブル性が発生するということですから、できるだけ一気に成り行きですべて売れるような出来高の銘柄へと、ポジションを変更しておく必要があります。
一応念のため。