<私の相場観>=SBI証券・投資調査部長 鈴木 英之氏

 1月相場は、株式市場の需給も改善するなか強含みの展開が予想される。状況次第では、日経平均株価は1万7000円を視野に入れた展開も期待できそうだ。

 ただ、今年は“節分天井・彼岸底”というパターンとなる可能性もあり、来月に向けては利食いが出るかもしれない。

 1月は昨年末の証券優遇税制の廃止に伴う利益確定の売りも終わり、新たな機関投資家の買いも見込めるだけに、市場の需給状態は良好だ。

 今月下旬から本格化する第3四半期決算では、業績の増額修正を発表する企業が出てくることが予想される。この決算内容は前向きな評価が期待される。これらファンダメンタルズと需給面の良好さから日経平均は1万7000円を目指す展開もあり得る。ただ、2月初旬にかけては材料出尽くし感から売り先行となるかもしれない。

 物色は内需株へのシフトが強まる可能性がある。大成建設<1801.T>など建設株や三井不動産<8801.T>などの不動産株の再人気化も期待できそうだ。また、都心に店舗を保有する松屋<8237.T>のような土地持ち銘柄にも注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)