ADP民間雇用者数は予想を上回る結果

今晩はECBとBOE
昨日の海外時間には、発表された米・12月ADP民間雇用者数が予想を上回ったことからドル買いが強まりましたが、公表されたFOMC議事録では今後の緩和縮小に関してはっきりした表現がなかったことからドルが売り戻されました。

欧州時間序盤、東京時間の流れを引き継いで日経平均先物が上昇したことから円売りが強まって、ドル円は105.10円台まで、ユーロ円は143.10円台まで上昇しました。しかし欧州株が軟調な展開となってドルと円が買われ、ドル円は104.60円台まで、ユーロ円は104.60円台まで、ユーロドルは1.3580付近まで下落しました。この間発表されたユーロ圏・11月小売売上高は予想を大きく上回りましたが、ユーロ買いは強まりませんでした。その後欧州株が下げ止まったことからユーロドルは1.3590まで、ユーロ円は142.40円台まで、ドル円も104.80円台まで反発しました。

NY時間にはいって、ややドル売りが強まってドル円は再び104.60円台まで下落しましたが、発表された米・12月ADP民間雇用者数が予想よりも良い結果だったことから米長期金利が急上昇する中、ドル買いが強まって、ドル円は105.00円台まで上昇し、ユーロドルは1.3560台まで下落しました。その後一旦ドルが売り戻され、ドル円は104.70円台まで下落し、ユーロドルは1.3610台まで反発しましたが、米長期金利が上昇したことから再びドル買いが強まって、ドル円は105.00円台まで上昇し、ユーロドルは1.3550台まで下落しました。

NY時間午後に公表された12月のFOMC議事録では、ほとんどのメンバーが資産買入れが年内に終了すると見ていることから、今後のFOMCごとに100億ドルずつの縮小が行われるとの予想が裏付けられたものの、はっきりした表現がなかったことから米長期金利がやや低下し、ドル買いの勢いが止まり、ドル円は104.70円台まで反落し、ユーロドルは1.3580台まで上昇しました。

東京時間、朝方104.90円台まで上昇したドル円は、日経平均が下落したことから104.60円台まで下落する場面もありましたが、その後日経平均が下げ幅を縮めたことからドル円も104.90円台まで反発しています。

今日の海外時間には、英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)の政策金利発表があるほか、英・11月貿易収支、ユーロ圏・12月業況判断指数、独・11月鉱工業生産、米・新規失業保険申請件数の発表が予定されています。

今日の開かれるECB理事会では、火曜日に発表されたユーロ圏コア消費者物価指数が0.7%と前月からさらに低下していることから追加緩和の期待が一部ありますが、すでに政策金利が0.25%であることや、量的緩和に関する合意ができていない事から金融政策は据え置かれる、と予想されています。しかしながら、なんらかの緩和措置が取られる可能性は一部に残っています。
またBOEもフォワードガイダンスの強化などがあるかもしれません。