相場の福の神 2014年前半の相場展望

「円安・株高」のこの大きな流れは変わらない
昨年2013年は、一昨年の野田首相(当時)の解散宣言から始まった円安・株高のいわゆるアベノミクス相場が継続し、日経平均株価が年間で50%以上も上昇する大相場となった。
今年、2014年前半の株式相場展望を考えてみよう。基本的には、「円安・株高」のこの大きな流れは変わらないと考える。
世界の主要3通貨、米ドル・欧州ユーロ・日本円の関係を考えると、円の独歩安が予想される。米国はシェールガス革命によるエネルギー価格の低下・中東産原油依存度の低下から軍事費用削減などの好材料がある。米金融緩和縮小(テーパリング)が懸念としてあるが、景気が良く、雇用が改善するからこそ、出口戦略である金融緩和縮小が出来るはずだ。またテーパリングによって米長期金利が上昇すれば、日米金利差が拡大することになる。次に欧州に関しては、以前の日本のように経済は低迷しデフレになる可能性がある。通貨も同様にデフレ下のユーロ高となりそうだ。
コレにより、米ドル・欧州ユーロともに、通貨高となるので、結局、円の独歩安となる。
この円安と日銀の異次元の金融緩和の効果で、基本的には、東京株式市場は堅調に推移すると思われる。

3月前半までは堅調
昨年末に証券優遇税制が廃止されることに伴い、利益確定の売りが大量にあったが、この売却資金が待機資金となっている。今年から少額投資非課税制度(NISA)がスタートしたが、非課税枠による買い付けで個人投資家の買いが年初は期待できそうだ。また、外国人投資家も新年度入りで新たに日本株を買う動きも活発化しそうだ。3月前半までは非常に堅調な相場となり、日経平均株価で18,000円を伺う動きが期待できる。

しかし、消費税増税の影響で
しかし、4月からの消費税増税による景気の落ち込みを見極めたいとの見方から、3月中旬以降は軟調な動きとなりそうだ。4月になり実際に想定以上に景気が落ち込んだ場合でも、更なる金融緩和と政府による経済対策などの対策への思惑が台頭しそうだ。
この思惑によって、株価は落ち着きを取り戻し、再度堅調相場となりそうです。

JPX日経400指数に注目
日本株が堅調であれば、個人投資家は投資対象として何をターゲットにすれば良いのだろうか? 藤本は、その答えは今年1月6日にスタートしたJPX日経400指数にあると思います。  構成銘柄の条件として、過去3年間の営業利益とROE(資本利益率)と時価総額の三条件から選定され、「日本の株式市場をけん引するべき」400銘柄となりそうです。約120兆円を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、投資のものさし「ベンチマーク」とする可能性が高く、その他の金融機関も横並びになりそうです。     また、上場投信(ETF)や投資信託などこのJPX日経400指数に連動した金融商品も多数販売されることから、構成銘柄については、堅調相場が期待出来そうです。
400銘柄の構成銘柄を、投資対象として、投資すべき銘柄を探してみてはいかがでしょうか?

※本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。