午後:債券サマリー 先物は反発、日経平均の下落で買い優勢に

 9日の債券市場では、先物中心限月3月限は反発。この日は日経平均株価が前日比241円安と急落したことを受け、安全資産である債券には買いが先行した。
 後場の先物は143円73銭でスタートし一時、143円79銭へ上昇した。入札が実施された物価連動国債(第17回、表面利率0.1%、10年)の応札倍率は2.87倍だった。この日は日経平均株価の下落で債券市場は全般、底堅く推移。現物債では10年債が一時、0.695%へ下落した。ただ、週末の米雇用統計の発表を控え、午後に入って先物は143円70銭台の小動きとなるなど、模様眺め気分が強まった。米雇用統計が強含みの数字となった場合、米金利上昇となり債券安要因とみられている。
  この日の先物3月限は143円70銭で始まり、高値は143円80銭、安値は143円65銭、終値は前日比5銭高の143円78銭。出来高は2兆4618億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.700%、20年債も同横ばいの1.535%、30年債は同0.005%低下の1.695%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)