ダウは反発を想定、雇用統計控えるもドラギマジックに期待

9日のNY株式市場は明日に雇用統計の発表を控えるも、ECB主導の株高を想定している
時間外取引のCME米国株式指数先物は続落、今晩に欧米の主要イベントを控え、手控え機運の強い展開となっているようだ。
昨晩のNY株式市場は、強過ぎるADP雇用統計の結果が債券買い入れ縮小の加速を警戒した動きにつながって、株価は下落している。
このあと予定されているECB理事会や英中銀の金融政策委員会に一段の資金供給は期待できず、粛々とイベントを消化させたい状況にあるようだ。
明日は米国で失業率と民間雇用者数の結果発表が控えており、積極的なリスク選好の動きは期待できないと考えているが、あえて逆張り的な観点を持っておきたい。
今晩予定のイベントは米国で新規失業保険申請件数、ユーロ圏ではドイツ鉱工業生産が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で明日の雇用統計を前に前哨戦的な意味を持つ新規失業保険申請件数が発表される。
市場予想はやや強めの予想だが、クリスマス休暇明けの結果だけに反動的な悪化に転じる可能性は高い。35.0万件を上回ればネガティブとなるだろう。
欧州では、ドイツで鉱工業生産やユーロ圏の業況判断指数などが発表され、市場予想を上回れば株式市場に好影響を与える可能性はある。
ただし、その賞味期限はECB理事会の結果公表やドラギ総裁の記者会見までと思われ、リスクオン姿勢を強めることはなさそうだ。
ドラギECB総裁の発言内容、寒波の影響によるGDP0.2%押し下げ懸念が浮上する可能性も
16時半にスタートした日経平均先物は小幅続落、夜間取引は様子見機運強い雰囲気がマーケットを覆っているようだ。
先月はドラギECB総裁の発言後にマーケットが荒れたことは記憶に新しい、同氏の発言内容後はボラティリティをもたらすと言っても過言ではない。
12月はマイナスの影響を与えたとなれば、今月は慎重な姿勢を示す可能性が高い。
またユーロ通貨高に懸念示すなら、資金供給(緩和)の語句を強めることもあるだろう。
また米国でも一段の量的緩和縮小懸念が株価動向に影響与えており、ドラギマジックがポジティブに出るなら、明日の雇用統計はスルーで先取り上昇もあるはずだ。
バクチ的な様相が強いが、ここは株価が上昇するとし、穏やかな週末を迎える助走的な結果になると期待しておきたい。