あす(10日)の為替相場見通し=105円意識し一進一退

 あすの東京外国為替市場の円相場は、105円を挟んだ一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=104円40~105円20銭、1ユーロ=142円30~143円80銭。この日は日経平均株価が下落するなか円買いが強まり、104円台後半での円高となった。午前中には一時、105円に接近したが、その後、円買い戻しが膨らんだ。このため、105円ラインが目先の抵抗線として意識された。特に、10日の米12月雇用統計の発表を控え、午後に入ってからは104円80銭前後でのもみ合いが続いた。8日の米国で発表されたADP雇用統計は市場予想を上回る結果となり、12月雇用統計も20万人近い雇用者数の増加が見込まれている。強めの数字が出た場合、量的緩和(QE)縮小のピッチが速まるとの見方から、円売り・ドル買いが加速する可能性がある。一方、市場予想より弱ければ円高に進む可能性もあるだけに、あすは模様眺め基調も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)