日経平均株価反落も底堅さが感じられるとの見方も

底堅さ目立つ展開に、米12月の雇用統計を注視
 あす(10日)の東京株式市場は、株価指数オプション1月物などのSQ(特別清算指数)算出日に当たり、寄り付き直後は波乱含みの展開も予想される。ただ、その後は主力銘柄を中心に底堅さの目立つ推移となりそうだ。一方で、米12月の雇用統計の発表を目前にして手控えムードも浮上する。

 9日の東京株式市場は、前日の欧米株が軟調だったことを受けて利益確定売り圧力に押される展開。日経平均株価終値は、前日比241円安の1万5880円と急反落した。あす(10日)に米12月の雇用統計の発表を控えており、これを見極めたいとのムードも売りを誘ったようだ。

 ただ、9日後場に入っての全体相場の株価推移をウオッチしていた市場関係者からは、“底堅さ”に注目する声も聞かれた。中堅証券の投資情報部では、「9日午後1時以降の値動きで、7日の直近安値(1万5784円)を下回らずに下げ止まって推移したことは、比較的短期間での地合い好転の可能性を示唆しているように思う」としていた。

 今後、現状の下値メドとされる25日移動平均線(1万5699円=9日)は頑強な下値抵抗線として作用する一方で、きょう割り込んだ5日移動平均線(1万6003円=同)については、これを上回れば一気に昨年来高値を更新する勢いが感じられるというわけだ。