東京株式(前引け)=米株安など嫌気して調整色強い 

 10日前引けの日経平均株価は前日比29円安の1万5851円と続落。前場の東証1部の売買高概算は16億5286万株、売買代金概算は1兆5420億円。値上がり銘柄数は426、対して値下がり銘柄数は1223、変わらずは129銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国市場は小幅続落したこともあって売りが優勢となった。また、きょうはオプションSQ(当別清算指数)算出日にあたるが、これに絡む寄り付き注文も売り越しだったとみられ、全体の地合い悪を助長したという指摘もある。米12月の雇用統計発表を目前に、買い手控えムードが強かったが、下値には押し目買いも観測され、日経平均は一時プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、その後は手掛かり材料難で買いも続かず、前引けはマイナス圏で着地。日経平均の下げは小幅だが、東証1部全体の7割近い銘柄が下げるなど調整色が強い。
 個別ではファーストリテが買われ、大日薬、OSGが急騰。NEC、シャープなども堅調。電子材料が連日のストップ高となったほか、藤倉ゴム、足利HDも高い。三井製糖、セイコーHDなども強い。半面、ファナックが大幅安、久光薬、JBR、サイボウズなども大きく値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)