<話題の焦点>=人手不足が表面化、人材紹介・派遣の関連銘柄に注目

 2013年は景気回復への道筋が見え始めた1年となったが、その一方で懸念材料として浮上しつつあるのが「人手不足」の問題。14年はこの問題がさらに深刻化する可能性もある。

 厚生労働省が昨年12月27日に発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月に比べて0.02ポイント上昇の1.00倍に回復。07年10月以来、約6年ぶりの水準となった。景況感の改善が求人数の増加につながっているが、労働力人口は減り続けている状況。厚労省の試算によると、12年に6555万人あった労働力人口は、20年には最悪のケースで6186万人まで減少するという。こうした状況は、景気がわずかに回復しただけで「人手不足」の問題が表面化することを意味しており、人材紹介や人材派遣を手掛ける企業の活躍の場が広がることになりそうだ。

 人材派遣を手掛ける企業としては、テンプホールディングス<2181.T>やパソナグループ<2168.T>など。建設現場への技術者派遣に強みを持つ夢真ホールディングス<2362.T>や、工場ラインへの人材派遣に強みを持つアウトソーシング<2427.T>にも注目したい。また、求人情報を手掛ける企業としては、アルバイトタイムス<2341.T>やエン・ジャパン<4849.T>、リブセンス<6054.T>などが挙げられる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)