ドラギECB総裁「フォワードガイダンスを強よめた」

雇用統計、強い結果が期待されている
昨日の海外時間には、ドラギECB総裁がフォワードガイダンスを強めた、と述べたことからユーロ売りが強まりました。また各国株価が下落したことから円買いが強まる場面もありました。

欧州時間序盤、欧州株や日経平均先物が上昇したことからリスク選好の動きとなってドルと円が売られ、ドル円は105.00円台まで、ユーロ円は143.00円台まで、ユーロドルも1.3620台まで上昇しました。その後はBOEやECBの発表待ちで小動きとなりました。

BOEは金融政策委員会終了後、予想通り政策金利を据え置くと発表し、追加発表もありませんでした。またECB理事会も大方の予想通り金融政策を据え置きましたが、一部で追加緩和の期待もあったことからややユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3630台まで、ユーロ円は143.00円台まで上昇しました。続いてドラギECB総裁が会見で「今日ECBはフォワードガイダンスの文言を強めた」と述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3540台まで、ユーロ円は142.00円台まで、ドル円も104.70円台まで下落しました。しかし内容としては「必要な限り金融政策を緩和的なスタンスに維持することを理事会として強く強調する」などとするに留まって、実質的な強化がなされたわけではなかったことからユーロを買戻す動きが優勢となって、ユーロドルは1.3590台まで、ユーロ円は142.50円台まで、ドル円も104.90円台まで反発しました。

その後も各国株価の下落が続いたことから円買いが再び強まって、ドル円は104.50円台まで、ユーロ円は142.10円台まで下落しました。

NY時間午後にはNYダウが下げ幅を縮める展開となったことから円売りが強まって、ドル円は104.80円台まで、ユーロ円は142.60円台まで上昇しました。

東京時間にはいってからは、米雇用統計発表を前にして小動きが続いています。

今日の海外時間には、米・12月雇用統計のほか、英・11月鉱工業生産、加・12月雇用統計の発表とブラード・米セントルイス連銀総裁の講演が予定されています。

今日の米雇用統計の予想は、失業率が7.0%、非農業部門雇用者数が19.7万人増となっています。予想よりも良い結果となればドル買い、悪い結果となればドル売りに反応すると予想できますが、ADP民間雇用者数などが強かったことからある程度良い結果が期待されているので、明らかに良い結果でなければ継続的なドル買いには繋がりにくいのではないでしょうか。