電子材料が連日のS高カイ気配、特定筋の仕掛け観測

 日本電子材料<6855.T>が連日のストップ高。前日後場からカイ気配となっているがきょうも朝から値幅制限上限で張り付く出色の人気ぶりとなっている。市場では、日本半導体製造装置協会(SEAJ)が8日に発表した2015年度までの日本製半導体製造装置の販売額予測で、13年度は前年比8.5%増、14年度は同11.6%増と好調、15年度についても同2.7%増と売り上げ漸増が続くとの予想を示したことが、半導体検査用プローブカード大手の同社株上昇の起爆剤となったとの見方が示されていた。
 ただ、他の半導体関連株の動きはマチマチであり「これは後付け材料で、実際は品薄感に目をつけた特定筋の仕掛け」(中堅証券)という声も強い。これまで相次いで人気化する材料株の共通項として、取引時間中にカイ気配で値をつけさせない動きをみせるものが多い。これが着地時点での大商いにつながり、短期筋の追随買いを誘う背景となりやすく、同社は発行株数1000万株強、浮動株比率は28%で「その条件に見合う銘柄」という。

電子材料の株価は13時8分現在557円(△80円)カイ気配

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)