<動意株・10日>(大引け)=セイコーHD、オオバ、電子材料など

 セイコーホールディングス<8050.T>=4日続伸。「グランドセイコー」や「アストロン」など高価格帯の腕時計が好調、これまでの北米向けに加えて国内でも高額消費復活の動きがフォローウインドだ。腕時計事業は高採算部門で、本業回帰ともいえる同部門に経営資源をシフトする動きを背景に同社の14年3月期営業利益は従来予想の100億円見通しから130億円に上方修正されている。これは前期比2.4倍の変化率で、これが株価を支援している。

 オオバ<9765.T>=ストップ高。前引け後に14年5月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想135億円から139億円(前期比12.9%増)、営業利益を同3億9000万円から5億円(同57.7%増)、純利益を同3億円から5億円(同2.2倍)にそれぞれ上方修正したことが好感されている。公共事業、民間需要ともに受注が大きく伸長していることが要因。

 日本電子材料<6855.T>=連日のストップ高。前日後場からカイ気配となっているがきょうも朝から値幅制限上限で張り付く出色の人気ぶり。市場では、日本半導体製造装置協会(SEAJ)が8日に発表した15年度までの日本製半導体製造装置の販売額予測で、13年度は前年比8.5%増、14年度は同11.6%増と好調、15年度についても同2.7%増と売り上げ漸増が続くとの予想を示したことが、半導体検査用プローブカード大手の同社株上昇の起爆剤となったとの見方が示されていた。

 三井製糖<2109.T>=3日続伸。昨年12月から上昇歩調が鮮明で新値街道を走る展開。前期に着手した工場統合などのリストラ努力が収益体質向上に貢献しているほか、売上高の9割を占める砂糖の出荷価格を11月から約2%(1キログラム当たり3円)値上げしたことが上値追いの足掛かりとなっている。

 OSG<6136.T>=大幅反発。同社は9日、13年11月期の連結決算を発表、売上高883億7800万円(前の期比5.1%増)、営業利益128億2700万円(同8.1%減)、最終利益86億1900万円(同20.8%増)となった。また、期末配当金を従来予想の13円から20円(普通配当17円、記念配当3円)に上乗せすることを発表、年間では30円配当となり、前期実績比で7円の増配となることから、これを好感する買いが集中している。

 インタートレード<3747.T>=一時ストップ高。同社は9日、大引け後に子会社のらぼぉぐで実施していたヒト臨床試験が完了したことを発表、これを好感している。らぼぉぐでは、自社生産のはなびらたけを原材料とする「LB-Scr」の「2型糖尿病」と「アレルギー性疾患」への効用についてのヒト臨床試験を行っていた。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)