外為サマリー:1ドル104円90銭前後でもみ合う、米雇用統計に向け様子見も

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=104円95~96銭近辺と前日午後5時時点に比べ7銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=142円88~92銭と同23銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は104円90銭前後の一進一退が続いた。米12月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢は強まった。同雇用統計の市場予想は非農業部門の雇用者数は19.7万人増、失業率は7.0%となっている。市場予想に近い数字となった場合、量的緩和(QE)縮小のピッチが速まるとの見方が出る可能性がある。その場合、今月28~29日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では債券購入額の縮小幅を100億ドルから150億ドル前後に拡大するとの観測も市場には出ている。QE縮小のピッチが上がることは、米長期金利の上昇につながり円安・ドル高要因となりそうだ。一方、同雇用統計が市場予想を下回った場合は一気に円高・ドル安に動くこともあり得る。
 ユーロ=1.3614~15ドルと前日に比べ 0.0013ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)