東京株式(大引け)=31円高、引け際プラスに切り返す

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 10日の東京株式市場は前日の欧米株安を受けて売り優勢で始まり、一時下げ幅を120円強に広げる場面もあったが、後場寄りに買いが集まり前日比高くなる場面も。その後は買いが続かず再びマイナス圏で推移したが、大引け十数分前に先物主導でプラス圏に切り返した。
 大引けの日経平均株価は前日比31円高の1万5912円と反発となった。東証1部の売買高概算は32億6471万株、売買代金概算は2兆9337億7000万円。値上がり銘柄数は842、値下がり銘柄数は793、変わらずは143銘柄だった。商いは後場に一段と盛り上がり、オプションSQ算出日に絡んだとはいえ、売買代金2兆9000億円台に膨らんだ。
 きょうの東京市場は前日の欧米株が総じて軟調だったことから売り先行。オプションSQ算出に絡む寄り付き注文も売り越しとみられ、地合い悪を助長した。米12月雇用統計発表を前に手控えムードが強かったが、寄り後下値に突っ込んでからはいったん戻り足をみせ、押し目買いニーズも反映。為替が対ドル、対ユーロともに取引時間中に円安傾向となったことが買い安心感につながった。ただ、3連休前の週末ということもあり、上値を買おうとする動きも乏しかった。
 個別では、ソフトバンクが大商いで高く、マツダも活況高。ファーストリテ、任天堂なども買われた。大日薬が急騰、山一電、電子材料はストップ高に買われた。足利HDが値を飛ばし、パイオニア、トクヤマなども物色人気に。三協立山、日機装も高い。半面、ファナックが安く、渋谷工も反落。JBR、日ゼオン、ヒューリックも売られた。インプレス、ローソンなども値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)