相場が煮詰まる中で迎える米12月雇用統計=外為どっとコム総研 川畑琢也

相場が煮詰まる中で迎える米12月雇用統計
ドル/円は今年に入り105円台に上値を伸ばすも、105.478円(2007年高値~2011年安値の値幅61.8%戻し)を前に伸び悩む一方、6日に20日線(この日は104.016円)を下抜けるも一時的となった。足下でこれらに挟まれ身動きが取れなくなりつつある中、レンジブレイクとなるか、本日の米12月雇用統計(22:30)に注目したい。

今回の事前予想は失業率が前回と同じ7.0%、非農業部門雇用者数(NFP)は前回より僅かに少ない19.7万人増となっている。

米12月ADP全国雇用者数が予想を上回った事を受けて雇用状況の改善期待が高まる中、予想より強い結果となれば、ドル買いが優勢となりそうだ。もし前述の105.478円を突破できれば、近くには主だった目標値が見当たらないため、106円ちょうどが次の目処となろう。

ただし、予想より弱い結果となればドルは売られやすく、20日線(本稿執筆時点では104.385円)を割って終わるようだと、昨年後半に三角もち合いを上抜けて上昇してきた流れが変化する事も考えられる。今回は米12月雇用統計以上に、チャートポイントを巡る攻防を冷静に見極めたい。