カルナバイオはTNIKキナーゼ阻害薬で特許査定通知を受けたと発表

 カルナバイオサイエンス<4572.T>は10日に、TNIKキナーゼ阻害薬でヨーロッパ特許庁から特許査定通知を受けたと発表した。
 キナーゼとは、細胞間でさまざまな情報の信号を伝達しているもの。正常なキナーゼでは外部からの信号を受けて、細胞の増殖や分裂、死亡などの指令を出すが、異常なキナーゼは外部からの信号に関係なく指令を出し続け、必要以上に細胞が増殖したりしてしまう。今回、特許査定通知を受けたTNIKキナーゼ阻害薬は国立がんセンターとの共同研究で創出したもので、最近ではTNIK阻害薬が、がんの転移や再発に深く関与しているがん幹細胞を退縮させるとの研究成果がまとめられつつあるという。同社ではこの成果に基づくTNIKキナーゼ阻害薬の研究開発を強力に推し進めていくとしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)