先行指標で見る雇用統計

気がかりは新規失業保険申請件数
本日は12月の米国雇用統計が発表されます。
多くの市場関係者の話を見てみても、ポジティブな予想が並んでいます。
水曜日に発表された、ADP民間雇用者数が予想20.0万人のところ、結果23.8万人と稀にみる乖離幅でポジティブとなったことが要因のようです。

12月の雇用統計の非農業部門雇用者数の事前予想値は19.7万人 前回:20.3万人
失業率の予想値は7.0% 前回:7.0%

それでは、雇用統計を占う上での先行指標をおさらいしましょう。

ADP民間雇用者数     前回:21.5万人 今回:23.8万人↑
ISM非製造業景況指数   前回:52.5   今回:55.8↑
ISM製造業景況指数    前回:56.5   今回:56.9
新規失業保険申請件数   前回:32.2万件 今回:34.9万件↓
(4週平均)

おおむね良くなっていますが、ISMに関わるシカゴ購買部協会景気指数は11月63.0から59.1と大きく悪化しています。
一番の懸念点は、新規失業保険申請件数の増加です。
特に、今回の雇用統計の調査集である12月1,2週の平均値は37.45万件と突出して多くなっています。

雇用統計のサプライズとなる市場コンセンサスは、下が18.0万人。
上が21.0万人のようです。
市場が楽観的な見方だけに、インパクトのある方はネガティブサプライズとなった場合で、下値目途は104.50円(10日安値)を割れると、103.90円(7日安値)。
一方上値目途は、12/30、1/2にあと数銭と迫りながらも突破しなかった105.50円

本日NYカットとなる105.00円のオプションが3000本あるということで、なかなか抜けないようです。
来週も2,000本以上あるとの噂ですが、本日のNYカットタイム(0時)を越えると動き出す可能性の考えられます。