期待外れの米雇用統計でリスク選好後退

今晩の海外株式市場に注目
金曜日の海外時間には、発表された米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったことからドル売りが強まりました。

欧州時間、欧州株は上昇しましたが、ポジション調整と見られる動きでややユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3580台まで、ユーロ円は142.60円台まで下落しました。。

NY時間にはいって、米・12月雇用統計発表直前に一旦ドル買いが強まって、ドル円は105.40円付近まで上昇しましたが、すぐに104.70円付近まで下落しました。この間ユーロドルは1.3560台まで下落し、ユーロ円は143.00円台まで上昇後142.10円台まで下落しています。

発表された米・12月雇用統計は、失業率は6.7%と予想よりも良い結果でしたが、非農業部門雇用者数は7.4万人増と予想を大きく下回る結果となって米長期金利が急落しドル売りが強まって、ドル円は104.20円付近まで下落し、ユーロドルは1.3660台まで上昇しました。その後、一旦ドルの買戻しが優勢となってドル円は104.60円付近まで上昇し、ユーロドルは1.3630台まで下落しましたが、Nyダウと米長期金利が一段と下落したことから再びドル売りが強まって、ドル円は103.80円台まで下落し、ユーロドルは1.3680台まで上昇しました。

その後NY時間終盤は、米長期金利の低下は続きましたが、NYダウが下げ幅を縮める動きとなったこともあって、週末を控えて小動きとなりました。

週明けの東京時間、日経平均先物が下落していることから円買いが強まって、ドル円は103.20円台まで、ユーロ円は141.20円台まで下落する場面がありました。

今日の海外時間には、主要国の経済指標発表の予定はありません。

金曜日に発表された米・12月雇用統計は、悪天候の影響が大きく、雇用情勢の改善の流れが変わったと考える市場参加者は少ない、と見られていました。そうであるなら、株、為替ともに押し目は買い場との見方になるはずですが、今日の日経平均先物の一方的な下落が、東京の休日の影響なのか、それとも投資家に慎重な姿勢が広がってリスク選好が後退しているのか疑問が出てきました。今晩の海外市場や、明日取引きが再開される東京市場の株式市場の動きがドル円相場を左右すると考えられます。