<動意株・14日>(大引け)=A&D、日東網、KNTCTなど

 エー・アンド・デイ<7745.T>=4日続伸と異彩を放つ。地銀再編の序章として注目された足利ホールディングス<7167.T>の上場は、セカンダリーでも上値を追う動きを強め市場の注目を呼んでいる。そのなか、同社株は同行が2.1%の株式を保有する大株主となっており、同じく足利銀を大株主に擁するレオン自動機<6272.T>とともに“宇都宮関連”として投機資金の食指を動かしている。

 日東製網<3524.T>=大幅高。同社はアルミワイヤーとステンレス繊維で編んだ特殊な網を開発し、これが宇宙ごみ除去システムに応用が利くことから市場の間で注目材料としてハヤす向きが多い。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で同システム開発に取り組んでおり、今期末までに香川大が中心となって製作する人工衛星に搭載して実証試験を行う予定で、「これを思惑材料に短期資金が集結している」(市場関係者)という。

 KNT-CTホールディングス<9726.T>=上値追い加速。足もと特段の買い材料が浮上しているわけではないが、以前から特定資金の仕込みが観測されていた銘柄で「売り物が枯れたのを見計らって昨年末から一気に上値を買い進む動きに転じている」(市場関係者)。現在の日本はアベノミクスの一環として観光立国を目指す動きにあり、富士山や「和食」の世界文化遺産登録や20年の東京オリンピックはその流れを助長する。そのなか政府は、観光と医療サービスをセットにして外国人旅行者を誘致する医療ツーリズムを政策として推進するなど本腰を入れ始めている。

 ディップ<2379.T>=一時ストップ高。同社は10日に、2014年2月の第3四半期(3~11月)の単独決算および配当予想修正を発表。経常利益が前年同期比24倍の10億6900万円となったことや、期末一括配当計画を従来の8円から23円に増額修正したことが好感されているようだ。 

 メディシノバ<4875.T>=急反発。同社はこの日、午前8時にGenzyme社(Sanofi-Aventis社)に導出している遺伝子治療の技術がヒトパーキンソン病を対象とした遺伝子治療治験で進捗が認められたため、Genzyme社からマイルストーンとして600万ドル(約6.3億円)を10日に受領したことを発表し、これが好感されている。

 ガリバーインターナショナル<7599.T>=4日続伸。同社は10日、大引け後に第3四半期(3~11月)累計決算を発表。連結売上高1286億3700万円(前年同期比17.8%増)、営業利益59億1200万円(同78.1%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。近年、強化を図ってきた従業員の人材育成の成果が表面化したことに加えて、「アウトレット店」や高級車を中心に扱う「LIBERALA(リベラーラ)」といった新規チャネルの出店や、前期に出店した大型展示場「WOW! TOWN」が通年稼動している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)