あす(15日)の株式相場見通し=突っ込み警戒から反発へ、米国株動向がカギを握る

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 あす(15日)の東京株式市場は14日の日経平均急落による突っ込み警戒感から、いったんはリバウンドに転じそうだ。市場のセンチメントは強弱拮抗で分水嶺にあり、今晩の米国株の動きは特にポイントとなる。
 日経平均は、昨年12月中旬以降買われ過ぎた反動で、利食い急ぎの局面が続いている。きょうは12月の米雇用統計発表を受けて、景気先行きに不透明感が浮上したことが、売りの口実となっているが、円高・債券急騰を背景にリスク回避ムードがにわかに強まったことは否定できない。値下がり銘柄数は1500を超え、85%以上の銘柄が値を下げる全面安となった。
 テクニカル的にも一時日経平均は約5カ月ぶりとなる500円超の下げを演じ、12月19日に連日の大幅高で開けたマドを一気に下回る下落となっており、マーケット心理に影を落としている。
もっとも、1万5600~1万5800円のゾーンは真空地帯であり、戻りに転じれば早い。米国株と為替動向を横にらみの展開ながら、直近の下げは決定的な悪材料がないなかでの先物主導の急落だけに立ち直りも早い可能性がある。
 日程面では12月のマネーストック発表のほか、30年国債の入札がある。また、海外では米12月の卸売物価指数、ベージュブックが注目される。米国企業の決算ではバンク・オブ・アメリカが予定されている。このほか、ブラジル中銀による政策金利発表も要マークとなろう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)