クレハが反発、PGAを材料に中期上昇波で異彩放つ

 クレハ<4023.T>が反発。昨年11月以来一貫した中期上昇波を形成しているが、目先は利益確定売りが一巡し、25日移動平均線に接触することなく再度上値を慕う展開にある。米国のシェールガス革命を受けて、シェールガス掘削用に、同社が生産するPGA(ポリグリコール酸)などの需要が増勢、市場筋の間では業績を牽引する有力製品に育つ可能性が指摘されている。PGAの特徴は一定温度で水と二酸化炭素に分解される点で、これがシェールガスの生産現場で有効となる。岩盤層に含まれるシェールガスを抽出する際に、水圧をかけて岩石に割れ目を作るが、その“通り道”を確保する樹脂材料としてPGAが注目されている。「環境への負荷が少ない点もポイント」(市場関係者)という。

クレハの株価は10時55分現在520円(△7円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)