<動意株・15日>(前引け)=大平金、日東網、山田債権

 大平洋金属<5541.T>=急反発。直近でニッケル相場が上昇しており、ニッケル市況との連動性が高い同社株への注目度が高まっているもよう。現地時間14日のLMEのニッケル相場(3カ月物)の終値が前日比0.9%高の1トン=1万4340ドルとなり、一時は1万4400ドルと、昨年12月23日以来の高値をつけ、直近3日間の上昇率が6.9%となった。世界最大のニッケル鉱石輸出国であるインドネシアが、ニッケルの輸出禁止措置を発表したことが背景にあるが、これまで同社株はニッケル市況の低迷などを背景に、冴えない展開となっていたことから、市況上昇で思惑買いが入っているようだ。

 日東製網<3524.T>=大幅続伸。投機資金の攻勢継続で08年6月以来5年7カ月ぶりに200円台に乗せた。同社はアルミワイヤーとステンレス繊維で編んだ特殊な網を開発しており、宇宙ごみ除去システムへの応用が材料視されている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で同システム開発に取り組んでいることは知られていたが、今年前半に実証試験が開始されると報じられたことが刺激材料となっている。

 山田債権回収管理総合事務所<4351.T>=一時ストップ高。同社は14日に、連結子会社の山田エスクロー信託と広島銀行<8379.T>との間で業務提携契約を結んだと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。業務提携するのは、「遺言信託業務」や「遺産整理業務」の分野。山田エスクロー信託はきょうから、広島銀行の本支店でサービスの提供を開始するが、さらなる提携範囲の拡大などが期待される。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)