日経平均、前日の窓埋めに成功

後場、日経平均は高原状態保つ
後場は、比較的堅調に高原状態を維持して始まりました。
13時20分ごろには本日高値を更新。
じりじりとその後も上値を試みる展開で、寄付きの窓を辛うじて埋めた格好になりました。
後場、失速することなどはありませんでしたから、その意味では大変健闘したと言えます。
ただ、その上を望むべくもなく、買い手も慎重なようです。
下げといって慌てず、上げといって焦らず
ここ数日を見ますと、奇妙な米国市場の週明けの下落に始まりましたが、これが雇用統計に対する反応であれば、いささか整合性が取れないと判断できたところでしょう。
逆に、本日は高いのですが、上値を追うには動機が薄弱である、と判断できるでしょう。
上下ブレで、なかなか日々の動きに翻弄されそうですが、米国市場が3連休前であり、業績発表本格化という最中ですから、焦らずにいることが重要です。
かなり手代わりが速い印象があります。
日本精工やNTNなど、ベアリング関連がしぶとく食い込んでくるのが目立ちました。
増田足
増田足がここから明確な上昇トレンドを取り戻していくには、まだ一上げ欲しいところです。
あくまで25日足の完全確保が最低条件ですので、これを期待しましょう。
取りあえず、RSIのダイバージェンス(逆行現象)などによる、調整懸念はすでに発生し、織り込んだと考えられますから、後は底入れの確認だけになります。
それには、25日足がポイントになります。
金融制度変更に伴うブル相場の変遷
過去、長い上昇トレンドが出ている場合、その起点や途中において、かなり重要な金融制度の変更が上昇トレンドに拍車をかけたケースが多いようです。
2000年のITバブルの相場の途中では、99年10月に株式委託手数料自由化が行われました。
2003年には、春の金融危機の大底から反発していく相場が始まったわけですが、先駆けて1月に証券優遇税制が施行されました。このときは2004年4月の12195円までのブル相場になっていっています。
2005年には、その後の郵政相場など、またグローバルでも大相場が2006-7年まで、サブプライムショック前までブルトレンドが続きますが、05年4月にペイオフ解禁が行われました。
今回は、2013年1月に、市場からは大変ブーイングが湧いた、信用取引規制緩和が行われました。
これも、ブーイングはわかるのですが、基本的には信用取引の懐が深くなり、売りが拡大するということは、それによる買い戻し圧力も大きくなるわけで、けして悪いことではありません。

結果、この後、5月まで大変な勢いで上昇をしたことは記憶に新しいところです。
現在、年明けとともに名実ともにNISAがスタートを切りました。
この個人投資家は、アベノミクス期間に、ほぼ一貫して買い越しできたのに対して、ひたすら売り続けてきた構図があります。
国内機関投資家も似たようなものですが、年金の拡大余資を含めて、国内勢の待機資金というものは膨大なものです。
NISAが一つの起爆剤になり、今後のブルトレンドを加速させる可能性に期待しましょう。