<話題の焦点>=シェア拡大続く軽自動車、新型車が業界地図変える

 国内自動車市場で軽自動車が引き続きシェアを伸ばしている。2013年の国内新車販売台数は前年比0.1%増の537万5513台にとどまったが、軽自動車は6.7%増の211万2991台と7年ぶりに過去最高を更新。乗用車は普通、小型合わせて4.7%減の301万4651台と伸び悩んでおり、国内シェアは39.3%といよいよ4割に肉薄している。

 メーカー別ではトップのダイハツ<7262.T>は前年比2.1%減とわずかに販売を落としたが、軽2強の一方のスズキ<7267.T>は6.4%増となり、販売台数でダイハツに迫った。「N-BOX」が旋風を巻き起こしたホンダ<7267.T>は26.7%増と大きくシェアを拡大、共同開発の新型車「DAYZ」と「eKワゴン」を発売した日産自<7201.T>と三菱自<7211.T>もそれぞれ21.3%増、4.7%増と販売を伸ばした。

 消費増税前に各社、相次いで低燃効率に優れ、最新の安全機能を搭載した新型車を投入したことが販売増の要因だ。今や国内自動車市場の主戦場は軽に移ったが、業界内の競争も激しさを増している。新型車の売れ行き次第で業界地図が変わる可能性があり、今後も軽自動車業界の動向から目が離せない。

◆2013年メーカー別軽自動車販売実績

銘柄(コード)    販売実績台数     増減

ダイハツ<7262.T>  66万 186台   2.1%減
スズキ<7269.T>   62万2416台   6.4%増
ホンダ<7267.T>   40万7050台  26.7%増
日産自<7201.T>   18万5931台  21.3%増
三菱自<7211.T>    8万3852台   4.7%増

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)