<動意株・16日>(大引け)=東光高岳、不二越、東プレなど

 東光高岳ホールディングス<6617.T>=大幅続伸。昨年11月につけた2200円の高値払拭を視界に捉えている。東電のスマートメーター導入加速計画が同社の商機拡大への期待につながり、株価上昇の背景となっている。また、ここにきて新エネ・省エネ関連株の一角に幅広く物色の矛先が向かっており、その延長線上にスマートメーター大手である同社の株高思惑が生じている。

 不二越<6474.T>=後場急伸。前引け後に発表した本決算で、14年11月期の連結業績について、売上高2050億円(前期比16.7%増)、営業利益170億円(同37.8%増)、純利益100億円(同49.1%増)と大幅増収増益を見込んでいることを好感した買いが入っている。北米や新興国市場を中心に自動車や建設機械、航空機分野の需要拡大を見込んでいるほか、産業機械・市販分野でも回復の足取りが強まると予想しており、こうした需要を取り込むことで業績拡大を図る方針だ。

 東プレ<5975.T>=続伸。「中堅証券営業体経由で個人投資家資金の流入が観測」(市場関係者)されるなど、買い気の強いところをみせている。自動車販売好調な北米向けに主力の自動車用プレス部品が好調、会社側の想定を上回っている状況だ。冷凍トラックの装備でも引き合い旺盛で収益貢献が期待されている。また、炭素やシリコン、マンガン、チタンなどを配合した高張力鋼板であるハイテン材やハイテン材を使用したプレス部品の加工技術で高実績を擁し、自動車のさらなる安全性拡充が重視されるなか、事業機会拡大の好機が訪れている。

 第一屋製パン<2215.T>=上値追い歩調強める。個人投資家資金は数量商いが利く低位材料株へと視線が向いている。そのなか、昨年12月下旬の急な調整による出遅れ感を拠りどころに、同社株は今の地合いに乗る銘柄として注目されている。コンビニ業界はセブン-イレブンを筆頭にPB商品の好調で収益を伸ばしているが、同社はその供給元の企業として事業拡大期待が強い。経営再建中ながら、13年12月期は連結最終損益が3億9000万円の黒字見込みと従来予想の4000万円の黒字から大幅上方修正、前の期の2億2900万円の赤字から大きく改善していることは買い安心感をもたらせている。

 池上通信機<6771.T>=急伸し、昨年来高値を更新。同社は15日、シンガポール子会社の設立を検討すると発表、海外展開への期待が高まっている。設立を検討している子会社は東南アジアや西アジア、大洋州地域における市場近接地での積極的な販売・サービス展開を行うことを目的にしている。放送システム機器や医療用カメラなどの販売を行う方針で、今後の動向が注目されている。

 矢作建設工業<1870.T>=続伸。14年3月期は営業利益が前期比2.3倍の60億円見通しと好調。「穴株妙味が指摘され、好業績を背景に個人投資家などの継続的な買いを集めている」(中堅証券)状況だ。時価は大勢3段上げから96年4月以来の高値水準を突破し実質青空圏を飛翔する展開で、戻り売り圧力がない点が強み。高収益体質が光り、PERは依然として14倍弱と割高感はない。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)