東京株式(大引け)=61円安、後場先物から値を崩す

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 16日の東京株式市場は、前日の欧米株高や為替市場で円安に振れたことから買い先行でスタートし、一時130円超に買われたが、後場は一転、先物から下値を探る地合いとなり、マイナス圏で引けた。
 大引けの日経平均株価は前日比61円安の1万5747円と反落。東証1部の売買高概算は31億5572万株、売買代金概算は2兆5128億円。値上がり銘柄数は804、対して値下がり銘柄数は849、変わらずは125だった。前場と後場で風景の変わる気迷い気味の相場となり、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が拮抗。売買高は31億株と高水準をキープしている。
 きょうの東京市場は、前日の米国株が続伸し、為替も1ドル=104円台後半へ円安傾向となったことが追い風となった。バンク・オブ・アメリカの好決算や、国内では寄り前発表の11月の機械受注が市場コンセンサスを大きく上回ったことも好材料。ただ、買い一巡後は上値が重くなり、後場に入ると先物への大口売りが裁定解消売りを誘い、全般値を崩す展開に。午後1時半ごろからはマイナス圏で下値模索する展開に変わった。ただ、材料株物色の流れは継続している。
 個別では、シャープが活況裏に値を飛ばしたほか、トヨタ、ホンダが買い優勢。三菱自、デンソーも高い。低位では池上通が大幅高、岩崎通、ナイガイも物色された。ネクシィーズ、ガリバーも急伸している。一方、ファーストリテが急落、任天堂も安い。サンリオが大幅安。材料株では電子材料が急反落したほか、藤倉ゴム、渋谷工、CVSベイ、日東網なども値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)