GSとUNH決算がNYダウの動向を左右、利確優勢

16日のNY株式市場は底堅い値動きを想定も、引けにかけて利確優勢の動きになるとみている
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅反落、今晩に数多くの経済指標、企業決算の結果が指数の動向を左右すると思われる。
23時を過ぎれば主要イベントもほぼ一巡するが、一段高を期待も結果次第では利益確定の売りを強めることになるかもしれない。
昨晩のNYダウ上昇を牽引したのは、今晩に決算を発表するゴールドマン・サックスで、昨晩は先取りする動きが目立っていた。
市場予想を上回れば、一段高の可能性もあるが、ここまでの金融株は決算通過後の上昇が限定的、一段の株価指数上昇につながらないと見ている。
また、ユナイテッド・ヘルスも寄り付き前に発表を予定、この2つの値嵩株が経済指標の結果を高安相殺することもあるだろう。
今晩発表の経済指標は、米国でフィラデルフィア連銀製造業指数、CPI、住宅指数が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で1月のPHI連銀製造業指数、新規失業保険申請件数などが発表を予定している。
昨晩市場予想を上回ったNY指数とは対照的に、寒波の影響を受けた下ブレとなることも考えられ、地域性から考えても可能性は高い。
先月は下方修正、NY指数は想定よりも景況感は悪くなかったが、フィラデルフィア地区の悪化をどの程度織り込んでいるかがポイント。

ただし想定より良い数値であれば、ショートカバーが強まることもあるので、寄り付き前の先物は変動要素が高いとみている。
その他では新規失業保険申請数やCPIなど、金融政策の思惑を燻らせる経済データの発表が予定されているので、デイトレ的には妙味ある1日となりそうだ。
3時過ぎにFRB議長が講演を予定、散り際の発言は要注目。引け後にはインテルが決算を発表
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値をはさんだ値動き、序盤買い先行も欧州株の利確優勢に押されているようだ。
NY市場では3時過ぎにバーナンキFRB議長が講演を予定、任期終了を間近に控え、どのような本音が出てくるのか注目したい。

また、引け後にはインテルやアメックスなど、アフターでもダウ採用銘柄の決算発表が予定されており、引けにかけては期待値込みの買いもあるだろう。
しかしながら、18日からの3連休を控えはや利確機運を高めてくる可能性は高く、日本株の失速を見るにダウ指数は反落すると考えている。
ただし、インテルは事前に投資判断が引き上げられるなど、ネガティブサプライズはもたらさないとみて、明日の日経平均は15700円をはさんだスタートで底堅さが意識されやすいと思われる。