【小幅高】105円台回復なるか? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】104-105.40 【予想時刻】2014年1月16日 18:00
昨日も米国時間に発表された米経済指標は良好な結果のものが目立ちました。
NY連銀製造業景況指数は市場予想を大きく上回る改善、生産者物価指数も強い結果となりドル買いが進む展開となりました。
市場で注目を集めていたベージュブックでは大部分の地区と業種で拡大が続いたとし景気認識を引き上げましたが相場への影響は限定的なものに留まっています。
米国株式は堅調な推移、米国債利回りも底堅さを見せリスク選好色の強い動きとなりました。
本日のアジア時間は日経平均が伸び悩みを見せたこともあり、ドル円は頭を抑えられ105円台回復はお預けとなりました。

本日の注目材料
本日は米国時間に注目の12月消費者物価指数、毎週木曜恒例の新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業指数などの経済指標の発表が予定されています。
FOMCの内容や、FRB要人のコメントでも物価を意識されているため、米国金融政策を占う上で、物価への注目が高まりつつあり、消費者物価指数の注目度は以前よりも高くなっていると思われるため発表前後には注意が必要です。
また、昨日のNY連銀製造業指数が強い結果となったことからフィラデルフィア連銀製造業指数にも期待が高まりますが、この2つの相関性は世間が言うほど強くないため、ネガティブサプライズも含めて発表直後には十分注意が必要です。
これらの経済指標が足を引っ張る結果とならなければ、今晩の105円台回復への期待が高まります。

OANDAの顧客の取引状況
OANDAグループの顧客のポジション状況は売り買い均衡し、偏りのない状態となっています。
オーダーブックでは下は102円台まで節目を中心に厚めに買いオーダーが並んでいる状況となっているため、底は固くなる可能性が高いと考えられます。上は年末年始の高値近辺である105.40-50近辺を中心に売りオーダーが並んでいる状況となり、レジスタンスの候補になると思われますが、上抜けると壁が無くなるため上昇力が強まるかもしれません。