パナソニックに底堅さ、半導体事業のリストラ加速

 パナソニック<6752.T>が小幅続落。前日の欧米株安や為替市場で1ドル=104円台前半と円高含みに推移していることから、輸出主力株全般が売りに押されており、同社もその流れの中で売りが先行している。しかし、寄り後は押し目買いも入り底堅い。同社は東南アジアにある半導体3工場をシンガポールの半導体メーカーUTACに売却する方針にあり、2014年度中の譲渡を目指すと17日付の日本経済新聞が報じた。海外の半導体工場は中国の2カ所を残すだけとなり、不採算事業である半導体事業の縮小が急。リストラ計画の進展は評価材料ととらえられる(なお、この報道内容について会社側は「当社が発表したものではない」とのコメントを出している)。一方、同社は空気清浄器などに搭載するイオン発生機の販売数を17年3月期に今期の1.7倍となる700万台まで伸ばす計画を発表、大気汚染が深刻な中国での需要を取り込む構えをみせていることで、これも株価を刺激する材料だ。

パナソニックの株価は9時25分現在1338円(▼20円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)